ミニチュア・シュナイザー / Miniature Schnauzer

シュナウザーは、ドイツ南西部のヴュルテンベルクや南東部のバイエルン辺りでうまれたと考えられています。今の姿になったのは19世紀になってからです。ミニチュア・シュナウザーは、レンブラントの絵画からわかるように1600年代から1700年代にはすでに存在していました。
人間とのコンタクトがよく、世界中で愛される家庭犬です。人間に対していつも注意を傾けており、生まれ持った強いコンタクト欲から多くの飼い主は「シュナウザーは人間のよう」と感じられます。
性格や行動は小型犬種の特徴を持っています。利口で怖いもの知らずです。忍耐強く、動作が素早いことが、家庭犬のみでなく、番犬や同伴犬としても受け入れられる所以です。性格が落ち着きすぎて、たいていの事では動揺しません。
大きさはオス48cm、メス45cm。様々な形やサイズ、タイプ、毛質(粗毛、柔らかい毛、シルキーな毛)のものがいます。小さいですが力強く、ほっそりというよりはがっしりしていて上品です。中には嗅覚能力において警察犬並みの犬もいます。ヨーロッパ諸国では、追跡追及でチャンピオン・タイトルを取った犬や、災害救助犬として認定を受けた犬もいます。