ジャック・ラッセル・テリア / Jack Russell Terrier

ジャック・ラッセル・テリアは1800年代イギリスのデボン州のジョン(あるいはジャック)・ラッセル牧師の尽力により作り出されました。牧師はキツネや他の獲物を追うフォックス・ハウンドと共に走り、巣穴に潜り込めるのに見合った犬を作るために、フォックス・テリアの血統を改良しました。さまざまな「フォックス・テリア」はラッセル牧師の死後、彼の名にちなんで「ジャック・ラッセル・テリア」と呼ばれるようになりました。基本的に似通ったスタンダードをもちますが、体高とプロポーションが異なる2つのバラエティーに発展しました。
体高が高く、よりスクエアな体格に近いものがパーソン・ラッセル・テリアとして、また体高が低くわずかに体長が長いものが、ジャック・ラッセル・テリアとして知られています。鋭く知的な表情をもち、度胸があり、機敏で活動的なテリアです。友好的ですが沈着冷静です。大きさはオス36cm、メス33cm。ややおだやかな気質で、力強く行動的でしなやかです。中位の体長の柔軟なボディが大きな特徴で、そのスマートな身のこなしは鋭い表情にあっています。被毛はダブルコートです。